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 関与先の企業様が、社内のある決定に対し取締役会議事録(または株主総会議事録)を提出するように銀行から指示を受けた、とのことでご相談に来られました。

 参考として、銀行から渡された議事録のフォーマットを持参されました。議長の選任から取締役Aによる動議、賛成または反対の内訳まで示されています。

 しかし、ご相談を受けたこの会社は代表社員一人で構成する合同会社です。当該会社の定款には社員総会の定めもありません。持参されたフォーマットに沿って議事機関で多数決を取ったような内容の議事録を作成するのは違和感があります。こういった場合はどうしたら良いのでしょうか。


 結論から言って、代表社員が単独で作成した「決定書」を作ればOKです。
決定権を持つのは一人だけですので、経営に関する全てを代表社員が自分(の頭の中)だけで決めてよいのです。それを形にして対外的に証明するものが決定書です。

【決定書サンプルダウンロード】

 合同会社はまだ歴史が浅い(とは言ってももう10数年になりますが)ので、金融機関や行政機関が用意した書式に反映されていなかったり、相手方機関に尋ねても合同会社について理解していないケースが散見されます。

 議事録、定款等の会社の運営に関する書類の作成、ご相談は、(会社法に詳しい)お近くの行政書士までどうぞ。